整体・カイロプラクティックとは?

カイロプラクティック

青梅の整体sidekick整体カイロの説明

「カイロ」という言葉を聴いたことはありますか?正式な名前は「カイロプラクティック」といいます。カイロプラクティックが発祥したアメリカの国立補完統合衛生センター(NCCIH)ではカイロプラクティックについて次のように説明しています。

カイロプラクティックは認可された医療従事者であり、身体の自己治癒能力を重視しています。治療は通常手技療法を行い、しばしば脊椎マニピュレーションも行います。運動や栄養のカウンセリングなど、ほかの治療法も用いられます。

厚生労働省統合医療情報サイト

上記の説明だと「整体や整骨院、整形外科と何が違うの?」とわかりにくいですよね。

カイロプラクティックならではの特徴は、次のとおりです。

人の身体を支配しているのは、脳から全身へつながっている神経系です。神経系の働きが低下すると身体の各器官の働きが低下し、やがて痛みや不快感などの症状が起ります。脊柱の調整によって神経系の働きを正常に戻すことで、身体本来の治癒力が最大限に引き出され、自然に身体は回復していきます。

極端に言うと「筋肉や関節の痛みは原因ではなくて、神経の働きが悪くなったことが原因」といった考え方です。

カイロプラクティックは腰痛、頚部痛をはじめとする筋骨格系の症状に広く対応しています。また筋骨格系以外の問題でも、長時間のデスクワークからくる姿勢の影響、医療機関では異常がないと判断されたにもかかわらず体調がすぐれない、疲労感があるといった状態、スポーツによるケガからのリハビリ、日常の健康管理といった目的からもカイロプラクティックは利用されています。

カイロプラクティックは腰痛の治療について、薬に代わる選択肢としてアメリカ医師会のガイドラインで推奨されており、腰痛以外の筋骨格系の痛みを持つ人の助けにもなる

Harvard Medical School(ハーバード大学医科大学院)

カイロプラクティックの歴史

カイロプラクティックは1895年、D.D.パーマー(ダニエル・デービッド・パーマー)によってアメリカで生まれました。パーマーはアイオワ州ダベンポートでパーマー・スクール・オブ・カイロプラクティックを設立し、このスクールを卒業した河口三郎(かわぐち さぶろう)によって、1916年(大正5年)日本に伝わったとされています。

現在、アメリカやイギリス、カナダ、オーストラリアなど約40の国と地域で法制化されていますが、日本ではいまだ法制化されていません。

WHO基準のカイロプラクティックとは

法制化されていないということは、簡単に言えば誰でも「今日から私はカイロプラクターです」と名乗って問題がないということです。また、カイロプラクティックを学んだといっても、日本では整体師や柔道整復師(整骨院の先生)の先生がカイロプラティックの看板をかかげて施術をおこなっているケースが多いですが、中には数週間のセミナーを受けただけという先生も存在します。

それではWHO基準の正規カイロプラクターとは何でしょうか。

WHO(世界保健機構)では国際的なヘルスケアとして、代替医療の中ではカイロプラクティックと鍼灸の2つだけが認められています。

WHOは国民と患者を保護し、正規で、安全なカイロプラクティックの実施を推進するため 「カイロプラクティックの基礎教育と安全性に 関するガイドライン」を作成しています。ガイドラインの中で”正式なカイロ教育は全日4年制4200時間以上の教育(うち臨床実習1000時間)”と定め、このWHO基準の教育を受けたカイロプラクターは、日本では1,000人にも満たない数です。


WHOによるカイロプラクティックの基礎教育と安全性に 関するガイドライン(PDF)

手技による医業類似行為の危害-整体、カイロプラクティック、マッサージ等で重症事例も-

独立行政法人 国民生活センター

カイロプラクティックを安全に施術するためには、医学的な知識はもちろん、カイロプラクティックでできること、やってはいけないことを専門的に学ぶ必要があります。日本においてカイロプラクティックの施術で事故が起きるのは、そうした知識や技術の未熟な非正規のカイロプラクティック従事者が多く存在していることが問題なのです。

日本カイロプラクターズ協会による、カイロプラクティックの説明動画です。5分程度のとてもわかりやすい動画なのでぜひご覧下さい。

整体とカイロプラクティックの違い

カイロプラクティックは前述のように、教育基準のすべてが学問として明確に規定され、そのことが世界中のカイロプラクターで共有されています。正規のカイロプラクターであれば医学部水準での大学専門教育を受けており、教育レベルが保障されているので、安心してカイロプラクティックを受けることができます。

日本では整体といえば一般的には「手を使った施術法」を意味する言葉として使われています。ですが、整体師の先生によって整体とは何か?という答えはまるで違います。なぜなら、さまざまな整体師の方が”〇〇式整体”や”〇〇整体法”といった独自の考えをもとに独自の整体をおこなっており、同じ整体師という肩書きでも、中身がまったく異なるからです。

また日本のカイロプラクティック業界の問題と同じように、数週間のセミナーを受けただけの整体師もたくさん存在します。この数年は大規模チェーンの整体院が乱立し、数週間研修を受けただけのパート・アルバイトの整体師も増えています。もちろん整体師の中には、何十年とキャリアを積んだすぐれた先生もたくさんいらっしゃいますが、整体業界ではWHO基準のような客観的な教育基準がないため、良い整体師の先生を見つけるのはとても難しいです。

青梅市で唯一”WHO基準の正規カイロプラクター”

青梅線沿線や青梅市内には「カイロプラクティック」という看板を掲げる整体院や整骨院はたくさん存在します。しかし、ホームページやカイロプラクティック協会団体の名簿を調べてみると、カイロプラクターとして国際基準の教育を修了された先生はいないようです。
青梅の整体sidekickの院長平原は、WHOの定める教育基準をクリアしたRMIT大学カイロプラクティック学科日本校(現東京カレッジ・オブ・カイロプラクティック)を卒業した正規のカイロプラクターです。安全で安心していただける施術をお約束いたします。

日本カイロプラクティック登録機構(JCR)
世界保健機関(WHO)ガイドラインに準拠した教育プログラムを修了し、登録試験に合格したカイロプラクターが登録されています。院長の私も登録されています。

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