6月下旬から1週間、『ATF 14/U 須玉国際ジュニアテニストーナメント2021』というテニス大会へ、Physio(フィジオ)として選手の治療サポートで参加いたしました。(大会詳報はこちら男子・女子)
今回はジュニア14歳の選手をサポートしてきたのですが、若いだけあってみんな体力が凄いです!フルセットの試合を終えた後、友達と追いかけっこしてました笑。
それでも、大会が最終日に近づくにつれて不調を張りや痛みを訴える選手が増えていきました。
ある男子選手は股関節そけい部の違和感を訴えて治療を受けに来ました。ジュニア年代ということで成長痛の可能性も考慮しながら検査していきましたが、連戦で股関節周りの筋肉のバランスが崩れていただけでした。
また、別の女子選手は試合中ボールを打った瞬間にバランスを崩して足首に痛みを感じて治療に来ました。足首周りの張りはありましたが、捻挫ではなく原因はやはり股関節の周りの筋肉でした。
元気そうに見えても、毎日シングルにダブルスにと連戦で疲労がたまっていたようです。
二人とも股関節の筋肉を調整するとすぐに痛みが無くなったので、やっぱり若いと治療の反応も早いな〜と感心しました。
予防のエクササイズなども教えるとすぐに覚えてしまうので、とっても教えがいがあります笑。整体やカイロプラクティックは初めてとのことで、コーチの方や親御さんからも良い体験をさせてもらえた、と感謝いただきました。
前回のシニア大会の時は、皆さん長年の故障を抱えていらして治療もなかなか大変でした……。ジュニアの子達が若いうちから身体のケアの重要性を感じてくれると嬉しいですね。
今回は梅雨で天候がかなり不安定でしたが、インドアコートも使用しつつ、無事に大会が終了いたしました。これもスタッフの皆さんの献身的な仕事ぶりのおかげだと思います。スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
毎回のことですが、この大会も私にとって貴重な経験になりました。
選手の皆様、親御さん、コーチの皆様、大会スタッフの皆様、大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。