【頭痛と顎関節症】整体施術例
30歳 女性 会社員 青梅市在住
【頭痛と顎関節症を訴え来院】
もともと顎を開ける時に「カコッ」という音がなり、違和感があったが、ちょうど転職した半年前からその頻度が増えてきた。かかりつけの歯医者では顎関節症と言われ、マウスピースを勧められたがあまり変化は感じない。
また、この1ヶ月は週2、3回は頭痛が起きている。頭痛は右の側頭部や目の奥に締めつけられるような痛みが現れる。これまでも頭痛は出ていたが、月経前などにたまにあるくらいだった。運動は、以前ジムに通ってランニングマシンなどをしていたが、転職して遠くなったので退会してしまった。
既往歴:特になし
【初診時の症状】
・口を開く時に右の顎関節から音がする
・そしゃく筋の過緊張
・頚部の筋肉、斜角筋、胸鎖乳突筋、後頭下筋郡の過緊張
・上部頚椎の可動制限
【施術後の経過】
口を開く時に上部頚椎を圧迫すると開きやすくなり、「カコッ」という音も小さくなることから、頚椎の1番目の動き調整。デスクワークでの姿勢を指導して、作業環境を見直してもらいました。2回目の来院時からは、顎関節のエクササイズを指導し、毎日行なってもらう。その後4回目では頭痛は出そうな感覚はあるが、痛みは出ていないとのこと。さらに週1回の調節を2回ほど続けて、頭痛は無くなりました。顎の音は小さくなったものの、完全には無くなりませんでした。現在は全身のメンテナンスのために月に1回の頻度で来院中。
【院長コメント】
顎関節症は成人女性の2割(男性は1割)ほどの割合で疑われるというデータもあります。職場にひとりふたりはいらっしゃるのではないでしょうか。
顎は肩、鎖骨、頭、首と筋肉でつながっているので、首肩こりや肩の痛みが原因で顎関節の不調が起きることがあります。今回のケースは首の骨(頚椎)のバランスが崩れていたことが原因でした。頭痛は改善しましたが、顎の音は顎関節の構造が変形してしまうと無くすのが難しくなります。
顎関節症はカイロプラクティック治療で効果ある場合が多いので、、ぜひsidekickにご相談ください。
院長 平原哲夫
Bachelor of Applied Science(Clinical Science) -Australia-
応用理学士(医科学)
Bachelor of Chiropractic Science -Australia-
カイロプラクティック理学士
JAC(日本カイロプラクターズ協会)会員
日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター