整体例
「ストレートネックと首肩こり頭痛」
30代女性会社員のY.Kさんのご紹介です。 Y.Kさんが初めて来院されたのは3年ほど前で、継続してお身体のメンテナンスにご利用いただきました。
Y.Kさんは長年デスクワーク中心のお仕事をなさっていて、いつも肩こりや首こりで首肩周りの重だるさを感じていたそうです。
肩こりや首の痛みがひどい時は、マッサージサロンでほぐしてもらったり、整骨院でもマッサージなどの治療を受けたそうですが、肩こりがスッキリとすることはなかったとのことです。
また首が辛い時に整形外科にかかったのですが、レントゲンでみると頚椎が真っ直ぐで「ストレートネック」になっているという診断を受けたため、「身体が歪んでしまっているのではないか?」と心配になったそうです。
Y.Kさんは「まずは身体の歪みを正さないと肩こりも良くならないのではないか?」と考えて、姿勢改善ができそうな治療院を探している中でお問い合わせをいただきました。
「ストレートネック」は頚椎が文字通りストレート、真っ直ぐな状態のことを指しています。頚椎は椎骨(ついこつ)という骨7つ積み重なっていて、横から見た時に前方に向かってカーブしているのが理想とされています。
「えっ?真っ直ぐの方がいいんじゃないの?」
と不思議に思いませんか?
ところが実際はカーブしている方が7つの骨がたわむことができるので、10キロ前後もある頭の重みを支えるのに都合が良いんです。
ストレートネックでは首の筋肉にも負担がかかりやすいので、ひどくなると頭痛が出ることもあります。Y.Kさんもときどき頭が痛くなることがあるとおっしゃっていました。
最初にいらしていただいた時のY.Kさんは、横から見た時に身体よりもお顔が前方に突き出している姿勢が目立ちました。これはストレートネックの方に多い姿勢で、首猫背などという名前で呼ばれることもあります。お顔が身体よりも前方にあるため、頭の重さを支えるために首の筋肉、肩の筋肉が常に緊張してしまうため、首こりと肩こりが慢性化していることが分かります。
Y.Kさんの場合は上を見上げる動作で首や肩に痛みが出ていました。首の側面にある斜角筋(しゃかくきん)がこり固まっていて上を向く動作を邪魔しています。さらに首から背中にかけての背骨の動きが悪く、反らせることが苦手になっていました。
さらにデスクワークの際の机や椅子の高さ、パソコンやキーボードとの位置関係についても教えていただきましたが、どれも良い姿勢を保つのが難しい配置になっていて、改善の必要性が大いにありました。
Y.Kさんには、首から背中にかけての背骨の矯正を週1回のペースで3ヶ月継続し、パソコンの配置や椅子の高さを変更して職場での作業姿勢を改善することと、背中の柔軟性を維持するストレッチをしていただくという治療計画をご提案しました。
少しずつ職場の作業環境を上手に工夫なさっていただいたおかげで、Y.Kさんは施術の効果もだんだんと維持できるようになり、お身体の調子が良くなるにつれて今までは避けていた運動をやってみたいと思うようになったそうです。
Y.Kさんから嬉しいお声をいただいたのでご紹介します。
その後、ひどい首肩こりは改善しましたが、お仕事のお忙しい日が続くと少しずつ首の筋肉が固まり始めるため、月に1回はお身体のメンテナンスに来院いただいています。まずは簡単な運動をと、Y.Kさんはできるだけ歩くように心がけているそうで、休日の街歩きが楽しいけれど、ついつい美味しそうなお店に引き寄せられてしまうとおっしゃっていました笑。
ストレートネックを改善するためには、最終的には筋力トレーニングが必要なります。しかし、背骨の柔軟性を高めるだけで首肩こりの症状は軽減することができます。つまり、ストレートネックであっても首や背中が自在に動かすことができていれば、首こりや肩こりは起こりません。
また姿勢改善のためといって、いきなり首や背中のトレーニングをすることはお勧めしません。背骨状態によってはトレーニングが症状を悪化させてしまうことも少なくありません。特に首については、トレーニングはもちろん、ストレッチやマッサージもやり方を間違えると手のしびれや頭痛が起きる可能性もあるため、けして自己判断では行わないでください。
あなたも「ストレートネック」が気になっていらしたら、ぜひカイロプラクティックを試していただきたいです。青梅の整体sidekickサイドキックでは、首肩こりでお困りの方が大勢いらしています。あなたの辛い症状を解消できるよう全力でサポートいたします。
院長 平原哲夫
Bachelor of Applied Science(Clinical Science) -Australia-
応用理学士(医科学)
Bachelor of Chiropractic Science -Australia-
カイロプラクティック理学士
JAC(日本カイロプラクターズ協会)会員
日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター