【手のしびれが肘から小指に出る】整体施術例
53歳 男性 会社員 青梅市在住
【左肘から小指のしびれを訴え来院】
3ヶ月から特にきっかけもなく左の小指がしびれようになった。
しびれは常に感じているが、疲労がたまった時や出張で大きな荷物を持って移動しているとしびれが悪化して、肘のあたりにも痺れを感じることが多い。
整形外科を受診したら、ストレートネックで首の骨が詰まっているせいで神経が圧迫されている、と説明されて薬を出された。2ヶ月ほど経つがあまり良くならない。
運動習慣や既往歴は特に無し。
仕事は営業職で、打ち合わせとデスクワークと半分ずつくらい。車も毎日3時間くらいは運転している。
【初診時の症状】
・姿勢は身体に対して頭部がかなり前方に位置している
・首や胸の筋肉を圧迫するとしびれが強まる
・下部頚椎から上部胸椎にかけての可動性低下
【施術後の経過】
左手のしびれは首の斜角筋によって腕の神経や血管が圧迫を受けて起こる「胸郭出口症候群」と判断し、頚椎と胸椎の可動性を促すための関節の調整と、斜角筋や胸の筋肉の調整を行なった。いわゆる首猫背と呼ばれる姿勢をリセットするために、首の運動と胸の筋肉のストレッチをお伝えし、自宅や職場で行なってもらった。
1回目の施術でしびれは小指付近だけに狭まった。その後1週間に一度の頻度で施術を行い、1ヶ月ほどでの施術で常に感じているしびれは消失。さらに1ヶ月継続したところ首の筋肉の緊張がなくなり、しびれが出ることはなくなった。根本的に姿勢を改善するために、全身の調整と筋トレを指導を中心に2週間1回の頻度で来院中。
【院長コメント】
「胸郭出口症候群」は主に筋緊張によって起きる腕や手のしびれ症状ですが、原因が不良姿勢であるケースがとても多いです。脊柱の関節と筋肉の柔軟性を上げるカイロプラクティックと、ご自身での運動や筋力トレーニングと組み合わせることで、しびれ症状と姿勢が同時に改善され、再発の予防にも大きな効果が見込めます。
手のしびれや姿勢の悪さでお悩みでしたら、どうぞお気軽にご相談ください。
院長 平原哲夫
Bachelor of Applied Science(Clinical Science) -Australia-
応用理学士(医科学)
Bachelor of Chiropractic Science -Australia-
カイロプラクティック理学士
JAC(日本カイロプラクターズ協会)会員
日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター