【寝ている時の肩の痛み】整体施術例
30歳 男性 会社員 青梅市在住
【寝ている時の右肩の痛みを訴え来院】
1ヶ月前から右肩に違和感があり、2週間程前から腕を上げると痛みが発生した。2~3日前から睡眠時にも痛みが感じるようになったため、家族にカイロプラクティックを勧められ来院。腕を動かさない限り痛みはない。以前に肩を傷めた経験はない。
仕事は営業職で、デスクワークと車を運転しての外回りが半々くらい。2ヶ月前からダイエットのために、自宅で筋トレをしている。
既往歴:特になし
【初診時の症状】
・右腕挙上時の動かし始めと最終域で痛みがある
・棘上筋の筋力低下
・胸郭の可動制限
【施術後の経過】
初回の治療では筋肉及び腱の調節を行ったところ、腕の挙上初期の痛みは消失していた。最終域の痛みは30%程残った。
4日後の2回目来院時には、初回の後から睡眠時に肩の痛みが発生しなかったとのこと。
2週間の間に4回の調整を行い、腕を挙げる動作の全可動域での痛みが消失していたので、その後はメンテナンスに移行した。現在は3週間に1回の頻度で全身のメンテナンスをしている。
【院長コメント】
今回のケースは「インピンジメント症候群」が疑われました。
インピンジメント症候群とは肩甲骨から上腕に付着し、腕を挙げる動作で働く「棘上筋(きょくじょうきん)」が、肩峰と言われる部位で挟み込まれて痛みが生じる症状です。
肩峰下を通過する棘上筋は通常でしたら、このように挟み込まれることはありませんが、不良姿勢や肩の使い過ぎによって肩甲骨の位置が悪くなると起こりやすくなります。
ひどくなると石灰化といって棘上筋の腱が固まってしまい、激しい痛みを起こしてしまいます。軽い痛みや違和感程度のうちに、早めにsidekickまでご相談ください。
院長 平原哲夫
Bachelor of Applied Science(Clinical Science) -Australia-
応用理学士(医科学)
Bachelor of Chiropractic Science -Australia-
カイロプラクティック理学士
JAC(日本カイロプラクターズ協会)会員
日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター