整体例
「オルガン・ピアノでの手のしびれ」
60代女性のE.Y.さまのご紹介です。E.Y.さまは鍵盤奏者としてご活躍なさっていて、お身体の調整を担当してから5年ほどになります。
お困りでいらしたのは「背中から腕の痛みや手のしびれ」の症状でした。
E.Y.さまはオルガン奏者として、パイプオルガンを演奏されていますが、ピアノも演奏されています。ピアノは年に1回ほど演奏会をされていて、本番の数ヶ月前から毎日猛練習するそうです。そのうち疲労が溜まっていき、ピークなると腕や手のしびれ、痛みに悩まされる、そんな状態がしばらく続いたそうです。
「ピアノとオルガンでは同じ鍵盤楽器といっても、演奏するときの身体の使い方が全然違うんですよね」
E.Y.さまが繰り返しおっしゃっていた言葉です。特にピアノになると、どうしても必要以上に力が入りやすく、練習後は腕や手指がパンパンになるそうです。
E.Y.さまは手の痛みや腕のしびれを悪化させたくないけれども、ピアノの練習は休みたくないということで整体院をお探しになり、カイロプラクティックを試してみようと来院されました。
初診では上記のようなお話を伺った上でお身体の状態を詳しく検査していきました。E.Y.さまは右の肩甲骨周りの筋肉がガチガチに固まっており、筋肉を強めに圧迫すると腕のしびれが強まりました。これは「トリガーポイント」と呼ばれる筋肉が過剰に緊張すると離れた場所にしびれや痛みを起こす症状です。
トリガーポイントは転倒事故や筋肉の使いすぎによって発症することがわかっています。腕のしびれや手のしびれというと、首の神経が頸椎ヘルニアや関節の変形で圧迫されることが原因、整形外科にかかってそう診断される方が多いですが、私の経験上トリガーポイントが原因のしびれがとても多くみられます。この場合はトリガーポイントそのものを治療することで腕のしびれは軽減していきます。
E.Y.さまは指を曲げ伸ばしする筋肉も緊張がひどかったので、毎週肩から腕、指にかけての筋肉の調整をすること、ピアノの練習後にご自宅でストレッチやアイシングのセルフケアを行っていただくこと、などをピアノの発表会まで継続する必要があることを説明すると、きちんとご理解いただきました。
それから毎週お身体をみさせていただいていたのですが、肩から腕の筋肉の固まり具合に練習量の凄まじさを感じずにはいられませんでした。
E.Y.さまから嬉しいお声をいただいたのでご紹介いたします。
計画通りに通院していただき、セルフケアにも取り組んでいただいたおかげで、E.Y.さまはピアノ演奏会まで手のしびれや首肩、背中の痛みに悩まされることなくピアノを弾くことができたそうです。
無事にピアノの演奏会を終えられた後も1ヶ月に一度はメンテナンスのために来院され、ますますオルガンとピアノの演奏に励んでおられます。E.Y.さまのオルガンの師匠にあたる方もご紹介いただき、手のしびれの治療をさせていただいたりもしました。
その後、E.Y.さまは演奏以外にもお孫さんのお世話にもお忙しくなり、抱っこのし過ぎで首肩こりにお困りでしたが、かわいいお孫さんを抱っこせずにはいられない(笑)とのことで、ひどくなる前にお身体のケアをさせていただいております。
あなたもピアノやオルガンの演奏で背中の痛みや手のしびれでお困りではありませんか?
青梅の整体sidekickでは一般的な整体院や整骨院とは違い、あなたの痛みやしびれの根本的な原因をオーダーメイドの施術とエクササイズで改善していきます。
ピアノ演奏の手のしびれや痛みで青梅で整体院をお探しでしたら、ぜひsidekickへお越しください。
院長 平原哲夫
Bachelor of Applied Science(Clinical Science) -Australia-
応用理学士(医科学)
Bachelor of Chiropractic Science -Australia-
カイロプラクティック理学士
JAC(日本カイロプラクターズ協会)会員
日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター