整体例
「腰のヘルニアと坐骨神経痛」
30代男性会社員のH.Rさんのご紹介です。 H.Rさんのお身体を診させていただくようになってから、かれこれ5年ほどになります。
H.Rさんは「腰痛」と「脚のしびれ」で学生時代からずっと苦労されていらっしゃいました。ギックリ腰も繰り返し、いよいよ整形外科にかかられると「腰椎椎間板ヘルニア」の診断を受けて、腰の手術もなさっています。
しかし残念ながら、腰椎ヘルニアの手術後も腰痛と右脚のしびれはたびたびH.Rさんを悩ませたそうです。
H.Rさんのお仕事は営業職で外回りが多く、泊りの出張も毎月なさっていました。特に新幹線での出張では毎回のよう腰痛と右脚のしびれてしまう。ずっと座りっぱなしでいると、お尻から太ももの裏側にかけてしびれてしまい、新幹線移動は本当に辛かったそうです。
また、お仕事柄お酒の席がほぼ毎晩あるそうで、夜間の飲み過ぎ食べ過ぎで年々増える体重が腰に良くないんだろうなあ、と心配していたそうです。しかし、お休みの日もお仕事で必要な資格のための勉強に忙しく、走ったりジムに通ったりする元気はとてもないとのことでした。
H.Rさんは腰痛やしびれが我慢できないほど辛くなってしまったため、忙しくても通えるようにご自宅近くの整体院を探している中で、こちらを見つけてご来院いただきました。
初めていらした時のH.Rさんの状態は、腰や骨盤、股関節が固まっている状態で、特にお尻の筋肉がひどく緊張していました。これは梨状筋(りじょうきん)というお尻のインナーマッスルで、緊張すると坐骨神経を圧迫してお尻や太もも、ふくらはぎまでしびれや痛みを起こしてしまう、いわゆる「坐骨神経痛」の原因になる筋肉です。
梨状筋は長時間座りっぱなしで負担のかかる筋肉で、特に乗り物では振動が梨状筋により大きなダメージを与えます。外回りなどで乗り物移動が多いお仕事やドライバーなど運転のお仕事の方は梨状筋が原因の坐骨神経痛、脚のしびれにお困りの方がとても多いです。
また、座っている時は立っている時よりも腰の椎間板やお尻の負担が大きくなります。体重の増加すれば、当然負担も大きくなりますので、H.Rさんには失礼ながらなるべくして腰痛・坐骨神経痛になったと言わざるを得ません……。
H.Rさんには、骨盤矯正や腰椎、股関節の矯正を週1くらいのペースで3ヶ月続けていただき、右のお尻や太もものしびれを起こしている梨状筋の負担を減らすこと、職場やご自宅で簡単な股関節のストレッチをしていただくという治療計画をご提案しました。
H.Rさんは計画通りに通院していただいたので、施術のたびに腰痛や脚のしびれは軽減していくことを実感したそうです。途中、資格試験のための勉強が忙しくなりお尻のしびれがぶり返したこともありましたが、こまめにストレッチをしていただくことで乗り切れたとおっしゃっていました。
H.Rさんから嬉しいお声をいただいたのでご紹介します。
症状が落ち着いてからも、3〜4週間に一度は身体のメンテナンスに来院いただいていますが、人当たりが柔らかく、明るいH.Rさんはお酒の席に引っ張りだこなので、ダイエットはやはり難しいとのことです笑。(ちなみにアルコールは交感神経を刺激するため、腰痛を悪化させてしまいます……。)
H.Rさんの場合は、営業職にともなう乗り物移動、資格勉強、ほぼ毎日の接待での飲酒、運動不足などが腰への負担となっていました。こうした腰痛や坐骨神経痛のリスクが高い生活が、お仕事上どうしても避けられない、という方はH.Rさんに限らないと思います。
しかし、H.Rさんのように腰への負担が大きい生活でも、計画的に施術を繰り返すことで坐骨神経痛の痛み・しびれはきちんと改善されていきます。痛みに耐えながらお仕事をするよりも、痛みのストレスなくお仕事できる方が当然良い成果が出せるのではないでしょうか。
お仕事中の腰痛を痛み止め薬や湿布でなんとかやり過ごして頑張っている方々に、ぜひカイロプラクティックを試していただきたいです。腰痛や坐骨神経痛でお困りでしたら、一度青梅の整体sidekickサイドキックにお越しください。
辛い症状を解消できるよう全力でサポートいたします。
院長 平原哲夫
Bachelor of Applied Science(Clinical Science) -Australia-
応用理学士(医科学)
Bachelor of Chiropractic Science -Australia-
カイロプラクティック理学士
JAC(日本カイロプラクターズ協会)会員
日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター